ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【決算要約】モイ(5031)-2023年1月期第2四半期決算発表後-

モイ_2023年1月期第2四半期 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のモイ(5031)が2022年9月13日の引け後に2023年1月期第2四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は664円(9/13終値)でした。さて、明日はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2022年9月時点のものです。

おさらい

モイに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

 

概要をざっと書くと以下です。

  • ライブ配信サービス「ツイキャス」を運営し、配信者へ報酬を渡すための課金アイテムを販売し、収益を上げている。
  • 近日中にメタバースでのライブ配信サービスを開始する予定
  • 業績は毎年順調に伸びており、2022年1月期の売上高は2020年1月期の2.8倍に伸長。営業利益は2022年度は黒字転換。

 

2023年1月期第2四半期決算資料を読み解く

それでは、2022年9月13日に発表されたモイの2023年1月期第2四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 2023年1月期第2四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は41.9%、経常利益の進捗率は29.3%。進捗率としては遅れ気味。
  • 四半期業績の推移をみる限り、2022年1月期第4四半期以降、売上高の成長は止まっている。前年同期比でみてもほとんど成長していない。
  • モイは、当初から下期偏重の計画であることから、会社計画の現時点の修正はしないとのこと

会社予想に対する進捗率

2023年1月期第2四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は41.9%、経常利益の進捗率は29.3%となり、進捗は遅れているといえます。また、前四半期と比べて、営業利益が減益となっている点も気になります。この理由としては、モイは新型コロナによる行動制限が解除された影響により、見込みを下回ったとのことです。

モイ 決算資料

※モイ「2023年1月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.15)

 

次に四半期ごとの売上高の推移を見ていきます。このグラフでも見ても、2022年1月期の第4四半期以降、売上高が伸びていないことがわかります。そして、最も心配なのは、この事態に対する施策が決算資料内に特に言及されていないことです。売上高が上がらない理由が新型コロナの行動制限の解除としていることから、施策がなければこの後も業績が上向くきっかけがつかめません。そのことから、通期業績の予想の修正はないとのことですが、下方修正の可能性が高いのではないかと私は感じました。

モイ 四半期売上の推移

※モイ「2023年1月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.18)

 

まとめ

ここまで、モイが発表した2023年1月期第2四半期決算について、解説してきました。決算内容としては、進捗率が悪いこと及び四半期業績の推移をみる限り、成長がどまっているように見えることから、あまり良い内容でないなと感じました。正直、下方修正の可能性も視野に入れるべきではないかと思ったので、第3四半期の決算をみるまでは手が出せないと判断しました。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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