ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【第一弾】四季報秋号で私がチェックした銘柄の紹介

四季報秋号

2022年9月16日に四季報秋号が発売されました。3連休前に発売となったので、このお休み中に読み込んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

私も台風の影響で天気が悪かったため、お家で引きこもりとなったので、しっかり読み込みました。その中で気になった銘柄を備忘録がてらに載せていきます。(なお、今までにこのブログで銘柄紹介してきたもの及び近日中にする予定の銘柄は除いています。)

 

なお、四季報のみの情報で以下は書いており、興味をわいたものは個別分析を今後、やってみる予定です。

1431 LibWork

熊本県や福岡県が地盤の注文住宅メーカー。横浜にも子会社あり。注文住宅の受注残が多く、新規受注も好調。3Dプリンタを使った住宅も開発中。2023年度売上高23.1%増収営業利益35.1%増益、2024年度14.7%増収営業利益32.2%増益の予定。

 

ここ数年順調に業績を伸ばしているので、すでに株価にも織り込まれていて、住宅メーカーの割にはPERが34.57倍(9/16終値換算)と高め。

 

1964 中外炉工業

工業炉トップ。注目した理由は、アンモニア燃焼発電を検討中の文字。日本がカーボンニュートラルを達成するために打ち出した柱の一つ。いわゆる国策ですね。なお、発電する炉自体も開発が必要なのですが、その前にそもそもアンモニアをどう調達するのかがアンモニア発電における最大の課題。(特にアンモニアの原料となる水素の調達方法。)

 

現段階でカーボンフリーで水素を調達するならば、再生可能エネルギーを用いた水の電気分解で作るしかないのですが、コストが合わない見込み。なお、素人考えでは、アンモニアにせずに燃料電池などを用いて水素をそのまま使ったほうが効率が良い気がしますが。国策なので、注目してみました。

 

詳しくはこちらを参照

NEDO 2020年度成果報告会「アンモニア混燃技術」

 

2160 ジーエヌアイグループ

創薬ベンチャー。肺線維症薬や人工骨が好調。ジーエヌアイグループが開発したアイスーリュイがじん肺に適用を目指しており、新薬治験の三相まで進む。中国でも新薬の認可手続き開始。

 

利益は伸びていませんが、売上高の伸びが大きいので、注目。

 

2415 ヒューマンホールディングス

教育事業を中心に人材派遣を実施。介護事業も展開。海外ITエンジニアの派遣事業やDX事業を育成中。日本語動画を現地語に翻訳して海外に配信する「多言語AIナレーション」なるサービスを開始。

 

注目した理由は、売上が堅調かつ利益もしっかり上げていて新しい試みもはじめているのに、PERが5.5倍と低いためです。

 

2467 バルクHD

個人情報保護や情報セキュリティのコンサルと市場調査が柱。サイバー防衛事業を育成中。今年度は利益は足踏みする計画ですが、売上高は+20%以上順調に伸びる計画で、四季報では来年度以降も同程度伸びていく予想となっています。

 

最近、防衛費の話が話題に上っていますが、同社は現段階では株価はそこまで上がっていません。今後、流れが来ることもあるのではないかと注目しました。時価総額が30億程度度低い点もポイントです。

 

2585 ライフドリンクカンパニー

昨年末に上場した飲料メーカーです。聞いたことがない方も多いと思いますが、水やお茶、炭酸水に品種を絞り大量生産することで最近、業績を伸ばしている会社です。四季報では、M&Aも視野に入れているとありました。

 

私も通販でお世話になっているので、なじみ深い銘柄です。PERも13倍程度と低い点やM&Aを検討しているという点に注目しました。しかも、ここ最近、株価が下がりがちなので、反発狙いにいいかもしれません。

 

3452 ビーロット

中古のオフィスビルやマンションをリノベーションして収益力を上げて売却することで収益を上げている。

 

注目したのは、売上高及び営業利益の伸びが大きいにもかかわらず、株価があまり上昇していない点です(2021年度売上高:148億円→2022年度:220億円、2023年度:300億の予測。営業利益も売上高に応じて伸長)。しかも、不動産業は総じて低いところが多いのですが、PERが現時点で7.4倍と低い。

 

3909 ショーケース

Webサイト最適化技術により成約率を高める「ナビキャスト」が柱(四季報をそのまま書き写しましたが、何のサービスかよくわかりません。。。)2022年4月に日本テレホンを買収し、2022年12月期は45億円の増収の見込み(利益は増えない。)。なお、2021年12月期の売り上げは約16億円だったので、売上高が買収により一気に4倍に。

 

注目した点は、売上高の急激な増加です。現状は買収した企業が利益には貢献できていませんが、利益を上げられるようになれば一気に株価が上がることもあってもいいのではないかと思いました。

 

4015 アララ

小売店向けハウスマネー(電子マネー)を提供できるサービスが主力。今年の6月にバリューデザイン社を買収したことにより、来年度の売上高が一気に約4倍に。ただ、利益は先行投資などの重荷により出ていない。

 

IRを見た限りでは、アララがやっている買収前に事業は「苦戦」の一言。自分よりも規模の大きい会社を買収したけれども、果たして、統合効果を出すことができるのか。営業利益率10%くらい出してくれたら、株価も数倍にはなりそう。(その実力があるかを見極めたい)

 

4020 ビートレンド

外食及び小売業向けの顧客管理アプリを提供(スマホで使える。)。飲食店などで引き合いが強く、業績もそこそこ伸びている(四季報では、2022年度約14%増収、2023年度25%増収のの予測)。PERが22倍程度なので、この手の銘柄なら割安に感じる。

 

4370 モビルス

コンタクトセンター向けSaaSを販売(よくある問い合わせ窓口のやつ)。前号よりも大幅減額しているけれども、それでも成長は着実。株価も下がってきていい感じ。

 

4397 チームスピリット

勤怠・工程管理システムなどをクラウド上でサービス提供。米セールスフォースと資本提携。一時期、時価総額は1000億円を超えていましたが、今は72億円に(最高値から1/20に)。2021年度は赤字予測で、2022年度も赤字の見込み。一方で、2025年度には営業利益20億円を目指すとのことから、今が底値。

 

4935リベルタ

ベビーフィットなどのコスメやトイレタリー、機能性衣服を企画販売。2022年4月にM&Aを実施し、売上高を15億円を上乗せ。

 

4980 デクセリアルズ

旧ソニーケミカルが再上場した銘柄。違法性導電膜や光学弾性樹脂といった電子部材や材料に強い。今年度は業績が好調で、売上高が17%の増収。なお、ここ3年半は上昇トレンドに乗っており、株価は右肩上がり。

 

まとめ

ここまで、冒頭でも書いた通り、四季報秋号の中から私の独断で銘柄を紹介してきました。なお、数が多かったので、2回に分けて紹介しようともいます。残りは今週のどこかでアップしますので、お待ちください。

 

この記事を読んで四季号が欲しくなった方、もし四季号の購入がまだの方は以下からどうぞ。

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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