ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【決算要約】Enjin(7370)-2023年5月期第1四半期決算発表後-

Enjin 銘柄分析

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のEnjin(7370)が2022年10月14日の引け後に2023年5月期第1四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は2813円(10/14終値)でした。さて、明日はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2022年10月時点のものです。

おさらい

Enjinに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

 

概要をざっと書くと以下です。

  • 事業は、中小・中堅企業や医療機関をターゲットにした法人/経営者向けPR支援サービスのみ。
  • 2022年より株主還元策を提供することにし、配当と自己株取得を含めた総還元率を30%にする。
  • 業績は急拡大しており、ここ3年は32~42%と高い増収率で、2020年5月期から2022年5月期の2年間で売上高は約2倍に伸長。また、営業利益率も2022年5月期は40%弱と非常に高い。
  • 2022年5月期は会社予想に対して売上高の進捗率は98.7%、経常利益の進捗率は132.7%。前年度と比べると、41.7%増収、104.7%増益。
  • 2023年5月期の通期業績予想は、2022年5月期と比べて、売上高は32.3%の増収、経常利益は21.2%の増益と計画。

 

2023年5月期第1四半期決算資料を読み解く

それでは、2022年10月14日に発表されたEnjinの2023年5月期第1四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 2023年5月期第1四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は18.2%、経常利益の進捗率は15.5%となり、前年同時期と比べて進捗は少し遅れ気味。
  • 四半期業績の推移をみた場合、今回は前四半期(2022年5月期第4四半期)と比べて、売上高は約15%減収に。

会社予想に対する進捗率

2023年5月期第1四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は18.2%、経常利益の進捗率は15.5%となり、前年同時期は売上高の進捗率は21.0%、経常利益の進捗率は15.9%でしたので、進捗は少し遅れているといえます。

Enjin 2023年5月期業績

※Enjin「2023年5月期 第1四半期決算説明資料」より抜粋(P.3)

 

次に四半期ごとの売上高の推移を見ていきます。このグラフでも見ていただくとわかる通り、四半期で見たら前年度第4四半期と比べて約15%も減収となっています。また、前年同時期と比べても増加率は14.7%となり、増加幅が少なめとなっています。売上高が前四半期より減少した理由としては、若手社員の教育に工数がとられたこととキャンセル数が増加したことが要因とのことです。(※若手社員を理由にしていますが、割合を見る限り、前年度とそこまで変わらない点から原因になっていないように感じます。)

 

なお、キャンセルが増えた原因に関して、特に考察がない点、対策がない点が大変、気になります。

Enjin 売上高推移

※Enjin「2023年5月期 第1四半期決算説明資料」より抜粋(P.5)

 

まとめ

ここまで、Enjinが発表した2023年5月期第1四半期決算について、解説してきました。決算内容としては、進捗率が悪いこと及び悪くなった理由がサービスのキャンセル数が増えたという根本的なことだったことから、良くない内容でした。そのため、週明けはあれそうな内容だと思います。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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