11月になりましたので、自身の投資力アップのためにも恒例にしたい毎月初めのグロース株の投資状況の報告です。また、10月も22銘柄を紹介してきましたので、その中から私が今後も注目していきたい銘柄を書きます。
【参考】前回の記事
グロース株の10月末時点の投資成績
最初に前回の記事で開示したグロース株の資産額と含み益について、以下のとおり、開示します。
資産額変動(9月末:1,088,280円→10月末:1,352,460円)は、後述するとおり、銘柄整理を行った結果です。含み益についても、9月末で保有していた株価の下落に伴い、減少(9月末:352,116円→10月末:350,786円)しています。
次にグロース株の保有銘柄に関しては、前回、報告した3銘柄から2銘柄を加えました。
- タスキ(2987)
- アクリート(4395)
- ユナイトアンドグロウ(4486)
- イントラスト(7191)
- Institution for a Global Society(4265)
イントラストは前月末に一度、損切りしたのですが、こんどこそ底打ちとみて拾いました。幸いにも決算前に上方修正があり、悪くないタイミングで購入できたのではと思っています。
なお、繰り返しになりますが、アクリート及びタスキは前月末よりも株価が下がったために全体の含み益が減少しています。
10月に紹介した銘柄の中で注目していきたい銘柄
10月に紹介した銘柄のうち、今後も注目していきたいなと思った銘柄は以下です。
- サイエンスアーツ(4412)
- セカンドサイトアナリティカ(5028)
- サークレイス(5029)
- 日本ホスピス(7061)
- リビングプラットフォーム(7091)
日本ホスピス、リビングプラットフォームは介護系ですが、高齢化社会が確実になることからしばらくは着実に成長できると思われます。ただ、すでに株価に今後の業績が織り込まれている面もあることから、2~5倍にはなると思っていますが、10倍株になるかはさすがに難しいと感じます。
セカンドサイトアナリティカはAI技術を用いたコンサルサービスを行っており、ここ3年間は40~80%と高い成長率を誇っている一方でPERはまだ30倍弱なので、AIを特徴とした銘柄の中では割安に感じます。
サークレイスは今、はやりのDXに強いクラウド系のインテグレーターなので、成長率の割にはPERも時価総額も低くく、伸びしろが銘柄です。
今後の監視銘柄
ブログで解説してから今まで66銘柄を紹介してきました。これらの中で、今、購入候補として考えているもの(すでに保有しているもの含む)を紹介してきます。
10倍株になると期待している銘柄
10倍株になる可能性を秘めているなと感じて購入を前向きに検討したいものは、前月度から変わらずに以下の2銘柄です。なお、Recovery International(9214)については、11月の決算待ちをしていたのですが、すでに株価が上がってきていることから投資する予定の半分だけでも購入しておけばよかったかもと少し後悔しています。ただ、ここまで待ったので、当初の予定どおり、決算を見てから動く予定です。
- Recovery International(9214)(※8月末に紹介)
- アクリート(4395)(※8月末に紹介)
2~5倍株になるとみている銘柄
次の13銘柄は、10倍株にはならないけれとも数年後に2~5倍くらいにはなるのではないかと思っている銘柄です。9月末から4銘柄を増えました。
- イントラスト(7191)(※8月に紹介)
- アクシージア(4936)(※8月に紹介)
- ハイブリッドテクノロジーズ(4260)(※9月に紹介)
- Institution for a Global Society(4265)(※9月に紹介)
- CINC(4378)(※9月に紹介)
- ブロードエンタープライズ(4415)(※9月に紹介)
- 日本リビング保証(7320)(※9月に紹介)
- T.S.I(7362)(※9月に紹介)
- ラバブルマーケティング(9254)(※9月に紹介)
- セカンドサイトアナリティカ(5028)
- サークレイス(5029)
- 日本ホスピス(7061)
- リビングプラットフォーム(7091)
以前に紹介したもののうち、アクシージアが9月頭から約50%上昇(決算を好感)、ハイブリッドテクノロジーズが約25%上昇(ベトナム政府との協力覚書を材料視、上方修正も発表)、ラバブルマーケティングは約2倍になるまで急騰(仕手筋が要因だと思いますが)となっています。
他の銘柄は多少変動があるものの、大きなものではありません。
良いIRが出れば上値が見込める銘柄
最後に業績が良くなってきている傾向があって、決算やIRニュース、外部環境によっては、大きく値を上げるかもしれないと思っている銘柄を紹介します。
- スタメン(4019)(※8月に紹介)
- トヨクモ(4058)(※9月に紹介)
- THECOO(ザク―、4255)(※8月に紹介)
- フォースタートアップス(7089)(※8月に紹介)
- アピリッツ(※9月に紹介)
- エフコード(9211)(※9月に紹介)
- サイエンスアーツ(4412)
スタメンについては、私と同じく決算内容が良いと読んでいる方が多いようで、10月中旬から株価が上昇し、この半月で約30%上昇していました。THECOOも9月下旬から上昇トレンドに入っており、こちらも株価は20%上がっています。
トヨクモについては、11月14日に決算を予定していますが、これまでの月例報告から見て決算内容は良好かつ上方修正がある可能性が高いとみています。ただし、元長期ホルダーの経験から、決算前後の動きのくせが強めの印象です。
10月に紹介したサイエンスアーツは、分析時の印象として業績予想は保守的に出すイメージがあるので、もしかしらという期待です。また、なかなか収益が出せずに苦しんでいますが、そこを突破できれば面白い銘柄だと思います。
11月に銘柄分析を行っていく予定の銘柄
11月は決算発表がある銘柄と2022年7~9月に新規上場した銘柄を分析する予定で、今のところ、以下を検討しています。
- ジャパンワランティサポート(7386)※11/2決算発表予定
- unerry(5034)※11/11決算発表予定
- JMC(5704)※11/11決算発表予定
- BlueMe(4069)※11/11決算発表予定
- ラキール(4074)※11/14決算発表予定
- INTLOOP(9556)
- クラシコム(7110)
なお、11月は多くの企業が決算発表を迎えます。今まで紹介した銘柄も多く含まれているので、決算要約という形でできるだけ記事にしていくつもりです。
まとめ
ここまで10月末時点のグロース株の運用状況の報告と今後の購入する予定の銘柄に関して、述べてきました。
そろそろ紹介する銘柄のネタは尽きてきましたが、もう少しタマはあるので、11月からも引き続き、10倍株候補として紹介していきます。加えて、これまで紹介した銘柄の決算が多く予定されていますので、それらの決算書の要約版を記事にしていきますので、今後もよろしくお願いいたします。
【注意事項】
最後に注意事項です。
どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。
上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。
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