ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【銘柄分析】交換できるくん(7695)-2023年3月期第2四半期決算発表後-

交換できるくん 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」の交換できるくん(7695)が2022年11月11日の引け後に2023年3月期第2四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は4985円(11/11終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2022年11月時点のものです。

おさらい

交換できるくんに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

 

概要をざっと書くと以下です。

  • 交換できるくんは、インターネットを利用した住宅設備機器の販売サービスを事業として提供。
  • 業績は着実に伸びており、2019年3月期から2023年3月期の4年間で売上高は約1.7倍に拡大する計画。営業利益率は、今年は4.5%となる見込み。
  • 2023年3月期第1四半期決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は23.1%、経常利益の進捗率は27.3%でした。前年同時期と比べて、わずかに遅れ気味。ただし、四半期としては、過去最高の売上高を記録、
  • コロナなどの影響によるサプライチェーンの混乱は続いていてまだ期日通りに商品が受け取れないバックオーダーが発生しているものの、少しずつ解消しはじめた

 

2023年3月期第2四半期決算資料を読み解く

それでは、2022年11月11日に発表された交換できるくんの2023年3月期第2四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 会社予想に対して売上高の進捗率は49.4%、経常利益の進捗率は69.6%。前年同時期と比較して進捗は良好で、コロナや供給不安といった影響を飲み込んで、増収増益を達成。また、過去最高の売上高を記録
  • どの年度も第2四半期及び第3四半期の売り上げが高くなる傾向
  • 商品供給不安のバックオーダーについては、峠を越した模様。本格的な解消は4Q以降の見込み。

会社予想に対する進捗率

2023年3月期第2四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は49.4%、経常利益の進捗率は69.6%となり、前年同時期は売上高の進捗率は50.4%、経常利益は53.9でしたので、進捗は良好です。

 

なお、この業績でも昨年度から続く不安点な商品供給状態やメーカーからの値上げ、コロナによる遅延の影響を飲み込んでいることから、かなり状況は良いと言えます。(この状況下で営業利益率を前年同時期の2.3%から6.1%に挙げています。)

交換できるくん 業績発表

※交換できるくん「2023年3月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.5)

 

次に四半期ごとの売上高および売上高総利益率の推移を以下に示します。見てもわかる通り、2023年6月期第2四半期は過去最高の売上高を記録しています。また、どの年度も第2四半期及び第3四半期の売り上げが高くなる傾向となっています。ただし、売上総利益率については、事業拡大に伴う固定費を増やしたために前年同時期と比べて減少しています。

交換できるくん 四半期業績推移

※交換できるくん「2023年3月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.6)

 

売上高に直結する工事件数の推移を以下で示します、今期は工事件数の増加し、過去最高となりました。この辺りは売上高の増加にも表れています。なお、過去最高の件数をこなしながらしっかり職人を採用してきたことから、まだリソースには余裕がある状況とのことです。

交換できるくん 工事件数推移

※交換できるくん「2023年3月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.6)

 

最後に同社の現状で最も懸念されるバックオーダーについてですが、以下に示すとおり、まだまだ高水準にあるものの、峠は越した印象があります。なお、本格的な解消は4Q以降になるとの見込みとのことです。

交換できるくん バックオーダーの推移

※交換できるくん「2023年3月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.11)

 

まとめ

ここまで、交換できるくんが発表した2023年3月期第2四半期決算について、解説してきました。逆風下の中でも決算内容もよいものでした。また、今後の見通しもバックオーダーが解消しつつあることから、今後の成長も期待できるものです。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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