ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【銘柄分析】Recovery International(9214)-2022年12月期第3四半期決算発表後-

Recovery International 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のRecovery International(9214)が2022年11月14日の引け後に2022年12月期第3四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は2421円(11/14終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2022年11月時点のものです。

おさらい

Recovery Internationalに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

概要をざっと書くと以下です。

  • 看護師やリハビリ職による訪問看護サービスに特化。訪問看護サービスは、介護サービスと比べて、収益を上げやすい。
  • 2021年末時点の拠点数は15拠点であるが、今後、新規拠点の開設を進めており、2022年度は4拠点、2023年は7拠点の開設し、拠点数を1.7倍にする計画
  • 業績は毎年着実に伸びており、特にこの2年間は急成長しており、2022年度は2020年度の売上高の約2倍に。また、決算資料中に2023年度の会社計画が記載されており、2021年度の売上高を約2倍に伸ばす予定。
  • 2022年度第2四半期決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は42.1%、営業利益の進捗率は16.3%と前年同時期をほぼ同じ進捗率

 

2022年12月期第3四半期決算資料を読み解く

それでは、2022年11月14日に発表されたRecovery Internationalの2022年12月期第3四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 会社予想に対して売上高の進捗率は66.4%、経常利益の進捗率は38.0%。前年同時期と比べて、進捗は悪め。
  • 四半期ベースでは、売上高はほぼ右肩上がりで増加して前四半期と比べて9.9%増収。
  • コロナ第7波により利用者数の低迷が懸念されたものの、多少は影響が見えるものの思ったよりは少ない。

会社予想に対する進捗率

2022年12月期第3四半期の決算によると、会社予想に対して売上高の進捗率は66.4%、経常利益の進捗率は38.0%となります。前年同時期は売上高の進捗率は72.2%、経常利益の進捗率は60.8%でしたので、進捗は悪めです。また、拠点開設費用及び事業税の支払いの影響で、営業利益率も前年同時期は10.6%だったのが、7.9%に低下しています。

Recovery International 決算発表

※Recovery International「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.5)

 

次に「単体」での四半期ごとの売上高及び営業利益の推移を見ていきます。グラフを見てもわかる通り、売上高は右肩上がりで増加して前四半期と比べて9.9%増収となり、2022年12月期第3四半期は過去最高の売上高を記録しました。また、基本、4月に入社した従業員が戦力になっていく下期に売上が偏る傾向があることから、第4四半期も売り上げの伸びが期待できます。

Recovery International 四半期業績推移

※Recovery International「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.6)

 

利用者数推移

以下に訪問看護の利用件数を四半期別にまとめたグラフを提示します。利用者数は訪問看護の人員数が増えたことから着実に利用件数は増加しました。以上から、思ったよりは、コロナ第7波の影響は少なかった模様です(看護人数の増加の割には売上高伸びが鈍いので、多少はあったではないでしょうか。)。

Recovery International 利用者数推移

※Recovery International「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.7)

 

まとめ

ここまで、Recovery Internationalが発表した2022年12月期第3四半期決算について、解説してきました。進捗率ははっきり言って悪く、資料にある通り、4Qに訪問看護人員が急増する見込みはないと思われことから、今回、下方修正がなかったのが意外なレベルです。また、資料には言及されていませんが、多少は第7波の影響があったのではないでしょうか。(ないならないで、人員の増加と売上高の増加の伸びが鈍くなった理由は記載してほしいです。)

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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