ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【銘柄分析】スタメン(4019)-2022年12月期第3四半期決算発表後-

スタメン 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のスタメン(4019)が2022年11月14日の引け後に2022年12月期第3四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は730円(11/14終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2022年11月時点のものです。

おさらい

スタメンに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

概要をざっと書くと以下です。

  • スタメンは、課題解決を支援するクラウドサービス『TUNAG』が主力。また、近年は新事業として、ファン向けオンラインサロンを運営を支援するプラットフォーム『FANTS』を提供中。
  • 業績は急速に伸びており、2022年度は2020年度の売上高の約2倍になる計画。また、営業利益率も着実に改善され、2022年度の営業利益は7.6%となる計画。
  • 中期計画によると、2025年12月期に2021年12月期の売上高の約3.2倍となる30億円まで伸ばす計画。
  • スタメンの2022年度第2四半期決算は、会社予想に対する進捗率は売上高で46.4%、経常利益で57.6%。前年同時期と比較し、順調に推移
  • 第2四半期単独であるが、営業利益率10%超え。

 

2022年12月期第3四半期決算資料を読み解く

それでは、2022年11月14日に発表されたスタメンの2022年12月期第3四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 当初計画の上方修正を発表し、売上高が2.8%の増収、経常利益が34.7%の増益の見込み。
  • 同日に上方修正した会社予想に対して売上高の進捗率は71.8%、経常利益の進捗率は70.0%。前年度と比較して、進捗は良好。
  • 2022年12月期第3四半期は前四半期(2022年12月期第2四半期)と比べて、売上高は17.0%の増収。前年同時期(2021年2月期第3四半期)と比べると、45.9%の増収。

 

上方修正を発表

スタメンは本日の決算発表で、上方修正を発表していました。上方修正の内容ですが、当初計画と比べて、売上高が2.8%の増収、経常利益が34.7%の増益の見込みです。

 

上方修正に至った理由としては、ここまで営業利益率を改善するために取り組んできた業務効率化などのコスト削減策が軌道に乗ったことが要因です。

スタメン 上方修正

※スタメン「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.21)

会社予想に対する進捗率

2022年12月期第3四半期の決算によると、同日に上方修正した会社予想に対して売上高の進捗率は71.8%、経常利益の進捗率は70.0%となります。前年同時期は売上高の進捗率は71.1%、経常利益の進捗率は50.0%でしたので、進捗は良好です。

スタメン 業績発表

※スタメン「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.22)

 

次に以下でスタメンの四半期ベースでの売上高推移を示します。見てのとおり、売上かは四半期ベースで右肩上がりとなっており、特に2022年12月期第3四半期は前四半期から+17.0%増収と急激に業績を伸ばし、過去最高の売上高を記録しました。これは、従業員エンゲージメント事業もコミュニティエンゲージメント事業もともに好調だったためです。

スタメン 四半期業績推移

※スタメン「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.7)

 

まとめ

ここまで、スタメンが発表した2022年12月期第3四半期決算について、解説してきました。業績が絶好調で予想以上に売上高を伸ばして上方修正を発表してきました。第4四半期も過去4年間を見ると、最も売上高比重が高いことから、修正した計画の達成は期待できると思います。

 

株価もそのあたりを見込んで最近上がってきていましたが、明日はどうなるでしょうか。(これだけの好決算でもここまで上がってきていることから、材料出尽くしでしばらく下がっていく可能性がありそうな気がします。)

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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