あっという間に年が明けて１か月が過ぎました。皆さんの投資成績はいかがでしょうか。私のグロース株投資の状況について、月末恒例の記事として、以下で報告します。
また、2023年1月は、2022年10月に上場した銘柄を中心に新規に14銘柄を紹介しましたので、その中で私が新たに監視銘柄として挙げたものについても載せています。
【参考】2022年12月末の報告
グロース株の2023年1月末時点の投資成績
最初に前回の記事で開示したグロース株の資産額と含み益について、以下のとおり、開示します。
資産額は2022年12月末：1,263,900円→2023年1月末：1,099,900円と減少しています。これは12月末からアクリートの株価が大きく下落したことが要因です。含み益も同じです。なお、グロース株の保有銘柄は、1月末から変わっていません。
- タスキ（2987）
- アクリート（4395）
- ユナイトアンドグロウ（4486）
- イントラスト（7191）
- ラバブルマーケティング(9254)
2023年1月に紹介した銘柄の中で注目していきたい銘柄
2023年1月に紹介した14銘柄のうち、今後も注目していきたいなと思った銘柄は以下です。
- ヤプリ（4168）
- インターアクション（7725）
- FIXER（5129）
- ビザスク（4490）
- ビジネスコーチ（9562）
- property technologies（5527）
ヤプリは、アプリのノーコードでプログラミングできるクラウドソフトを提供しており、これまで成長投資のため、多額の赤字を計上してきました。しかし、直近の決算で四半期ベースにて赤字幅が縮小してきており、次の決算で黒字転換（四半期ベースで）する可能性があります。また、来期（2023年12月期）は、四季報予想において黒字転換の予想です。
インターアクションは、以前から注視しており、ようやく紹介できた銘柄です。カメラセンサーモジュールの製造販売が主な事業です。最近、あまり聞かなくなってきましたが、IoTセンサーや自動運転に必要となるデバイスのため、今後も成長が期待できます。ただ、今年度に関しては、進捗率が良くなく、景気動向に左右されやすい銘柄のため、しばらくは動きが激しくなりそうです。
FIXERは、好決算を発表しています。その後、株価が上昇して手が出しにくくなっていますが、注視していきたい銘柄です。
ビザスクは、企業間のマッチングを行うスポットコンサルがメインで収益を上げており、アメリカ同業大手の買収により業容を急拡大させました。現在、その買収によるのれん代の償却に苦しんでいますが、解決すれば事業の成長に期待できると思います。
ビジネスコーチは、ビジネスマンの人材開発を事業の主としている企業で、急激な成長はしていないものの、堅実に事業を伸ばしてきています。ただ、売上高は上がっているものの、来期、減益予想となっている点は気になります。
property technologiesは昨年末に上場したばかりで、不動産関係のサービスを広く手掛けており、今期も好調の計画です。四半期ベースでの売り上げ予想を出してくれているので、業績推移を追いやすく購入チャンスも多いのではないでしょうか。
今後の監視銘柄
ブログで解説してから今まで93銘柄（2023年1月は14銘柄紹介）を紹介してきました。これらの中で、今、購入候補として考えているもの（すでに保有しているもの含む）を紹介してきます。
10倍株になると期待している銘柄
10倍株になる可能性を秘めているなと感じて購入を前向きに検討したいものは、前月度から変わらずに以下の2銘柄です。
- Recovery International(9214)（※8月末に紹介）
- アクリート(4395)（※8月末に紹介）
アクリートに関しては、1月はずっと下がり続けており、3000円を割り込みました。2月には通期決算が控えており、その結果いかんでトレンド転換がありそうです（私の願望が混じった考えでいえば、そろそろ反発する気がします。）
Recovery International(9214)については、ずっと述べていますが、下方修正があると読んでおり、それまでは購入は控えたいと思います。というより、もう10倍株の銘柄から外すべきではないかともこの記事を書いていて思いました。
２～5倍株になるとみている銘柄
次の16銘柄は、１0倍株にはならないけれとも数年後に2～5倍くらいにはなるのではないかと思っている銘柄です。12月末から3銘柄増えました。
- イントラスト(7191)（※2022年8月に紹介）
- アクシージア(4936)（※2022年8月に紹介）
- ハイブリッドテクノロジーズ(4260)（※2022年9月に紹介）
- CINC（4378）（※2022年9月に紹介）
- ブロードエンタープライズ(4415)（※2022年9月に紹介）
- 日本リビング保証(7320)（※2022年9月に紹介）
- T.S.I(7362)（※2022年9月に紹介）
- ラバブルマーケティング(9254)（※2022年9月に紹介）
- セカンドサイトアナリティカ（5028）（※2022年10月に紹介）
- サークレイス（5029）（※2022年10月に紹介）
- 日本ホスピス(7061)（※2022年10月に紹介）
- リビングプラットフォーム(7091)（※2022年10月に紹介）
- ジャパンワランティサポート（7386）（※2022年11月に紹介）
- unerry（5034）（※2022年12月に紹介）
- FIXER（5129）
- ビジネスコーチ（9562）
- property technologies（5527）
イントラスト(7191)は1/27に決算発表があり、進捗良好だったことから、発表後、一段高になっています。これまでの上昇トレンドが続いていくことを望みます。（持ち株ですが、ついに+50％を突破。２倍株まであと少し。）
ハイブリッドテクノロジーズ(4260)、ブロードエンタープライズ(4415)、セカンドサイトアナリティカ（5028）、サークレイス（5029）、日本リビング保証(7320)、日本ホスピス(7061)、T.S.I(7362)、ジャパンワランティサポート（7386）、ラバブルマーケティング(9254)、ビジネスコーチ（9562）と多くの銘柄が2月の中旬に決算を発表する予定です。決算の内容によって、株価に大きく動きが出てくるかもしれません。
良いIRが出れば上値が見込める銘柄
最後に業績が良くなってきている傾向があって、決算やIRニュース、外部環境によっては、大きく値を上げるかもしれないと思っている銘柄を紹介します。
- フォースタートアップス（7089）（※2022年8月に紹介）
- THECOO(ザク―、4255)（※2022年8月に紹介）
- アピリッツ（※2022年9月に紹介）
- サーキュレーション(7379)（※2022年9月に紹介）
- エフコード(9211)（※2022年9月に紹介）
- サイエンスアーツ(4412)（※2022年10月に紹介）
- インターアクション（7725）
- ビザスク（4490）
- ヤプリ（4168）
フォースタートアップス（7089）ですが、1/20に売上原価の計上漏れがあることが判明して下方修正を発表した影響から、嫌気から株価が下げました。ただ、修正した額は小さく、スタートアップ企業への補助を政府がかなり押し出していることから、材料視して戻ってくる機会も多いと思います。また、2/7に3Q決算発表を予定しています。
エフコード(9211)は、想定通り、1/6に上方修正を発表しています。ただし、1月中旬に公募増資を行ったことから、希薄化の懸念から下降トレンドに入っています。判断が難しいところですが、2月の決算での来期予想が次の判断材料になりそうです。
サイエンスアーツは1/13に決算を発表しており、その中で来期予想が開示されています。残念ながら、来期も赤字継続ということでした。（来月から、記載を省きます。）
サーキュレーション(7379)は、12月末が底値となり、そこから反発し、トレンド転換したといえるのではないでしょうか。
2023年1月に銘柄分析を行っていく予定の銘柄
先月に紹介できなかった銘柄と2022年11月及び12月に新規上場した銘柄を分析する予定で、今のところ、以下を検討しています。
- FPOPER（5134）
- tripla（5136）
- ウェルプレイド・ライゼスト(9565)
- スマサポ(9342)
なお、今まで紹介した銘柄のうち、2月に決算を発表する企業に関しても、決算要約という形でできるだけ記事にしていくつもりです。一応、以下をやりたいなと思っていますが、ちょっと数が多いかも。
- タスキ(2987)※2月7日決算発表予定
- フォースタートアップス(7089)※2月9日決算発表予定
- コンフィデンス(7374)※2月9日決算発表予定
- ジャパンワランティサポート（7386）※2月9日決算発表予定
- サクシード(9256)※2月9日決算発表予定
- THECOO(ザク―、4255)※2月10日決算発表予定
- ラバブルマーケティング(9254)※2月10日決算発表予定
- ビジネスコーチ（9562）※2月10日決算発表予定
- LTS(6560)※2月10日決算発表予定
- 日本ホスピス(7061)※2月10日決算発表予定
- マイクロ波化学(9227)※2月10日決算発表予定
- Recovery International(9214)※2月13日決算発表予定
- トヨクモ(4058)※2月13日決算発表予定
- アジアクエスト(4261)※2月13日決算発表予定
- unerry（5034）※2月13日決算発表予定
- ハイブリッドテクノロジーズ(4260)※2月14日決算発表予定
- アクリート(4395)※2月14日決算発表予定
- ユナイトアンドグロウ(4486)※2月14日決算発表予定
- ブロードエンタープライズ(4415)※2月14日決算発表予定
- セカンドサイトアナリティカ（5028）※2月14日決算発表予定
- サークレイス（5029）※2月14日決算発表予定
※グローバルリンクマネジメント（3486）、rakumo(4060)、Sharing Innovations(4178)、Institution for a Global Society(4265)、ファインズ(5125)、リビングプラットフォーム(7091)、T.S.I(7362)、グラッドキューブ(9561)も時間があれば。
まとめ
ここまで2023年1月末時点のグロース株の運用状況の報告と今後の購入する予定の銘柄に関して、述べてきました。12月末より保有株の株価が下落したことから、含み益が減っています。
2月は決算発表が集中していることから、銘柄監視は大変ですが、勉強のためにもしっかり継続していきたいと思っています。
【注意事項】
最後に注意事項です。
どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。
上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。
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