ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【決算要約】POPER(5134)-2023年10月期第1四半期決算発表後-

POPER 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のPOPER(5134)が2023年3月13日の引け後に2023年10月期第1四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は681円(3/13終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2023年3月時点のものです。

おさらいと基本情報

POPERに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

前回までの記事の概要をざっと書くと以下です。

  • POPERは、教育事業者向けのSaaS型業務管理プラットフォーム『Comiru』の開発・提供により収益を上げている。
  • 売上高は着実に伸びており、2020年10月期から2022年10月期の2年間で売上高は約2.5倍に急拡大。営業利益は、赤字が続いており、今期黒字化する計画。

  • 2022年10月期の通期決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は100.8%、経常利益は赤字でほぼ会社計画値通りの着地
  • 2023年10月期は、前年度から売上高は35.8%増収、経常利益は黒字転換の見込み。

業績の推移及び会社計画

POPERのこれまでの業績推移と会社計画について、以下に示します。

POPER 業績推移

ファンダメンタル

POPERのファンダメンタルは以下のとおりです。

  • 時価総額:26.36億円
  • PER:43.54倍
  • PBR:6.02倍
  • 配当:(2022.10)0円、(2023.10(予))0円
  • 予想配当利回り:0%
  • 自己資本率:56.6%

※2023年3月13日終値で算出しております。

 

2023年10月期第1四半期決算資料を読み解く

それでは、2023年3月13日に発表されたPOPERの2023年10月期第1四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 2023年10月期第1四半期の決算は、売上高の進捗率は21.8%、経常利益の進捗率は8.2%。前年同時期は不明。
  • 有料契約企業数や課金生徒ID数は前四半期からほとんど変わっていない

会社予想に対する進捗率

2023年10月期第1四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は21.8%、経常利益の進捗率は8.2%でした。前年同時期は決算を発表していないため、比較はできませんが、決算短信内では例年通りとの記載がありました。

POPER 業績

※POPER「2023年10月期  第1四半期決算短信」より抜粋

 

POPERが重視するKPIについて、以下に示します。おそらく、受験直前ということもあるために有料契約企業数や課金生徒ID数には大きな変動はありませんでした。この辺りは新年度の開始月が含まれる2Q決算でどうなるかを注視したいと思います。

POPER KPI推移

※POPER「2023年10月期  第1四半期決算短信」より抜粋

 

まとめ

ここまで、POPERが発表した2023年10月期第1四半期決算について、解説してきました。すでに前準備をしていたので、そのまま作成しましたが、上方が乏しいために判断が難しいです。IR対策として、このような微妙な内容であるならなおさら前年度同時期の比較などを載せた説明資料が欲しかった。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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