ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

2022年の反省と2023年の指針

正月のあいさつ

あけましておめでとうございます。今年が始まってすでに2日たちましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

私は昨年の反省をしつつ、今年の投資の指針を立ててました。おおまかにまとめると、昨年はグロース株投資に対して、真剣に向き合って10倍株を探し当てるぞと意気込み、勉強をし始めた年でした。今年は、去年に感じた自分の悪癖を修正して身に付けた知識を活かして、飛躍の年にしたいと思いました。

2022年の振り返り

新年早々、昨年の振り返りとなって恐縮なのですが、今年の指針をまとめるために必要だったので、まずはこちからから説明します。

2022年の投資状況

最初に2022年の私の投資の状況を簡単にまとめてみます。

 

2022年は、10倍株を探し当てるべく、私なりの指針でスクリーニングした銘柄や2022年に上場した銘柄について、79銘柄の分析を行いました。なお、スクリーニングを行った指針は以下です。

  • 増収率:20%以上
  • 営業利益率:10%以上
  • 時価総額:200億円未満
  • 上場から5年以内
  • オーナー経営者かつ上位株主

なお、このスクリーニング指標は、以下の本を参考にして決めました。

リンク

銘柄分析を行った企業のうち、、現在、16銘柄を監視銘柄として、3銘柄を保有している状況です。なお、注目した銘柄のうち、1銘柄(Institution for a Global Society)は期中で計画を下方修正したため、損切を行いました。年末時点で監視銘柄以外では、2銘柄(タスキ、ユナイトアンドグロウ)を保有しています。

 

なお、後述しますが、このブログを始めるきっかけとなった2021年以前に購入した銘柄で損失を出しています。

2022年の反省点

2022年の反省点は大きく分けて二つあります。

 

一つ目は、安易に10倍株になりそうと思い、銘柄の分析もせずに購入したことです。これは、2021年以前に購入した銘柄やウクライナ戦争の開戦直後に購入した銘柄が該当します。それまでは、先に示した指標を使ってスクリーニングしたあと、購入前に決算を綿密に読まず、ファンダメンタル指標を考慮もせずでした。その結果、IPO直後で人気化していた銘柄を高値掴みしてしまい、ウクライナショックやちょっとした悪材料で大きく下げてしまい、損切につながりました。

 
代表例として、トヨクモが挙げられ、過去数年間、増収率率が40%以上の高成長を遂げていたことが判断理由として、2021年6月に購入しました。しかし、その時点でPERが100倍を超えており、他の銘柄と比べて明らかに割高の状態。ちょっと調べれば分かるはずのことなのに見ておらず、その後のマザーズ市場の冷え込みに連動して下げていき、含み損が-20%をこえたところで損切り。高い勉強代を支払うことになりました。
 
二つ目の反省点は、1銘柄辺りの購入額が小さくなったことです。グロース株投資をすすめようと決めたときに、他の投資手段との兼ね合いで、目安として5銘柄を250万円(50万円/銘柄)購入することに決めていたのですが、いざ購入する段階で慎重になりすぎて1銘柄辺りの投資額が小さくなってしまいました。実際、2022年末時点で保有している銘柄で購入額が50万円を超えているものはありません。
 
正直、250万円を超えても資金面で余裕がありますし、たとえ投資した銘柄全てが倒産してしまっても生活にまったく影響が出ないのですが、貧乏くさい感情からどうしても思い切れずに小ロット(購入予定の1/4くらい)で打診買いをしています。その打診買いした後に上昇気流に乗ったと思われる段階である追加購入しておくべきなのですが、その段階では少し下がったときに解体と欲を出してしまい、結局、値上がりが進み、さらに追加購入する判断がしにくくなる悪循環に。

2022年で学んだこと

次に2022年に学んだ2つのことについて、紹介します。

 

一つ目は、本当に今さらですが、決算資料を読み解く重要性です。証券会社のサイトに書かれている数字だけを見ていても分からない上方修正の可能性が読み取れたり、逆に数字や進捗率的にはいいのだけれども、実際は問題が潜んでいることを見抜けたりするようになり、特にスイングトレードの勝率がぐんと上がりました。10倍株探しではまだ目に見えた成果は出ていませんが、ダメな銘柄を引く可能性が小さくできたのは実感しています。

 

二つ目は、10倍株探しのポイントとして、ファンダメンタルの指標(特にPER)が大事なことです。これまでグロース株なので、少々PERが高くてもいいと思っていましたが、そういう株はテーマが長続きすれば10倍株になることもあるのでしょうが、確率的には低くて探すのは難しいです。また、営業利益率も10%以上でスクリーニングしていましたが、むしろ低いものを探す方がお宝が潜んでいることに気づけました。

 

2023年の指針

ここまで2022年の反省をまとめてきました。それに踏まえて2023年の指針について、述べていきたいと思います。指針としては、次の二つを徹底していきたいです。

  • 決算資料の読み込みを続ける
  • 有望と判断した銘柄に資金をしっかり投入する

まず決算資料の読み込みに関しては、保有銘柄や監視銘柄はもちろん、自身がスクリーニングで選んだ候補について、すべて行っていきたいと思います。そして、ブログ記事にまとめることで考えをまとめやすかったので、こちらも継続していく予定です。数字の目標があったほうが継続しやすいことから、10記事/月以上を目標に据えます。

 

二つ目の資金投入については、今期は監視銘柄で購入する価格帯になった時には購入予定の半分以上を投下し、残りは20%以上変動した段階で購入を検討していくことにします。今年のグロース株は、年末の市場の状況からすれば苦しいことが予想されますので、監視銘柄の株価が下がったところをしっかり拾っていきたいと思っています。

 

まとめ

昨年の反省と今年の指針について、まとめてきました。これをしっかり実行していけるように頑張っていきたいと思います。

 

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