ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【決算要約】INTLOOP(9556)-2023年7月期第2四半期決算発表後-

INTLOOP 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のINTLOOP(9556)が2023年3月15日の引け後に2023年7月期第2四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は7020円(3/15終値)でした。さて、本日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2023年3月時点のものです。

おさらいと基本情報

INTLOOPに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

前回までの記事の概要をざっと書くと以下です。

  • INTLOOPは、登録フリーランスと社員の混成チーム軸にコンサルサービス及びフリーランスの人材派遣サービスを提供。
  • 売上高は着実に伸びており、2020年7月期から2022年7月期の2年間で売上高は約1.8倍に拡大。また、営業利益率は、少しずつ改善し、2023年7月期は7.0%となる見込み。
  • 2023年7月期第1四半期決算は、前年同時期から大幅な増収増益となっており、会社予想に対して売上高の進捗率は23.4%、経常利益の進捗率は28.4%。前年度同時期と比べて、好調に推移しているとのこと。
  • 四半期ごとの売上高及び営業利益は2023年7月期第1四半期が過去最高を記録。
  • 今期は35名の採用。来年度の新卒では65名を予定。
  • 2023年1月4日に上位株主のロックアップ期間(180日間)が終えるので、換金売りが発生する可能性があり。

業績の推移及び会社計画

INTLOOPのこれまでの業績推移と会社計画について、以下に示します。

INTLOOP 業績推移

ファンダメンタル

INTLOOPのファンダメンタルは以下のとおりです。

  • 時価総額:324.63億円
  • PER:40.31倍
  • PBR:9.81倍
  • 配当:(2022.7)0円、(2023.7(予))0円
  • 予想配当利回り:0%
  • 自己資本率:51.3%

※2023年3月15日終値で算出しております。

 

2023年7月期第2四半期決算資料を読み解く

それでは、2023年3月15日に発表されたINTLOOPの2023年7月期第2四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 2023年7月期第2四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は48.8%、経常利益の進捗率は45.8%。前年同時期と比べて、進捗はかなり悪め。
  • 前年同時期から売上高は41.6%と増収、経常利益は74.4%の増益と大きく事業が伸長。
  • 売上高は順調に右肩上がりで推移しており、2023年7月期第2四半期は過去2番目の増加幅。加えて、1Qの決算資料では2Qの予想値として4,140百万円だったことから、会社計画よりも上振れ。

会社予想に対する進捗率

2023年7月期第2四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は48.8%、経常利益の進捗率は45.8%です。前年同時期は売上高の進捗率は44.8%、経常利益の進捗率は40.8%でしたので、進捗は良好と言えます。また、前年同時期から売上高は41.6%と増収、経常利益は74.4%の増益と大きく事業が伸長していることが伺えます。

INTLOOP 業績発表

※INTLOOP「2023年7月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.4)

 

次に四半期ごとの売上高の推移を以下に示します。売上高は順調に右肩上がりで推移しており、2023年7月期第2四半期は過去2番目の増加幅となっています。また、1Qの決算資料では2Qの予想値を4,140百万円としていたことから、かなり上振れしています。3Q以降の四半期売上高の予想は変更していないことから、年間を通じてみれば上方修正を期待できる内容だと言えます。

INTLOOP 四半期売上高推移

※INTLOOP「2023年7月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.9)

 

以下に四半期ごとの営業利益の推移を載せていますが、こちらは売上高と違い、1Qの決算資料では2Qの予想値297百万円に対して、2023年7月期第2四半期は210百万円となりました。人員採用が予定より前倒しで進んだことから、費用の前倒しがあったためとのことです。

 

INTLOOP 営業利益推移

※INTLOOP「2023年7月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.11)

 

最後にINTLOOPの今年度の人員採用の状況を以下に示します。年度の半ばですが、デリバリー社員に関しては7割の進捗となっており、順調に進んでいることが伺えます。

INTLOOP 採用実績

※INTLOOP「2023年7月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.6)

 

まとめ

ここまで、INTLOOPが発表した2023年7月期第2四半期決算について、解説してきました。今期の進捗は高進捗でした。加えて、人員採用も順調に進んでいることから、今後も成長が期待できますね。ただ、人気化が進んでいることから、なかなか買いづらいですね。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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