ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【銘柄分析】グローバルリンクマネジメント(3486)-2022年12月期第3四半期決算発表後-

グローバルリンクマネージメント 銘柄分析

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のグローバルリンクマネジメント(3486)が2022年11月14日の引け後に2022年12月期第3四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに決算発表後の株価は、約27.3%と大きく上昇(11/14終値1036円→11/22終値1319円)しています。

 

※1週間前と古い情報で申し訳ありません。仕事が忙しく、更新できずにいました。

 

なお、各所に用いた数値は2022年11月時点のものです。

おさらい

グローバルリンクマネジメントに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

概要をざっと書くと以下です。

  • グローバルリンクマネジメントは、東京23区内の駅近に立地していることが多い「アルテシモ」ブランドの投資用コンパクトマンション販売が主力事業。
  • 業績は着実に伸びており、2017年12月期から2022年12月期の5年間で売上高は約2倍に拡大する計画。営業利益率は近年5~6%と一定の水準をキープ。
  • 中長期計画によると、2024年12月期に売上高500億円(2021年度の約1.7倍)、経常利益50億円(2021年度の約3.4倍)を目指す
  • 2022年12月期第2四半期決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は48.9%、経常利益の進捗率は56.4%。前年同時期と比べて、進捗率は良好。
  • 来年度(2023年12月期)に販売を予定している物件はほぼ取得完了。

 

2022年12月期第3四半期決算資料を読み解く

それでは、2022年11月14日に発表されたグローバルリンクマネジメントの2022年12月期第3四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 当初計画の上方修正を発表し、経常利益が10.0%の増益の見込み。
  • 同日に上方修正した会社予想に対して売上高の進捗率は76.0%、経常利益の進捗率は94.1%。前年度と比較して、進捗は良好。
  • 物件の仕入れ人員を前年度の約2倍(11人→21人)に増員
  • 来年度(2023年12月期)に販売を予定している物件はほぼ取得完了。来々年度(2024年12月期)も78%の物件を仕入れ済み。

上方修正を発表

グローバルリンクマネジメントは2022年11月14日の決算発表で、上方修正を発表していました。上方修正の内容ですが、当初計画と比べて、売上高は変更なし、経常利益が10.0%の増益の見込みです。

 

上方修正に至った理由としては、1棟バルク販売(1棟売り)を期初予定よりも増やした結果、物件の販売価格が上昇し、収益性が上がったためです。一方で、販売戸数は期初計画よりも減少したために売上高は据え置きとしています。

グローバルリンクマネージメント 上方修正

※グローバルリンクマネジメント「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.18)

会社予想に対する進捗率

2022年12月期第3四半期の決算によると、同日に上方修正した会社予想に対して売上高の進捗率は76.1%、経常利益の進捗率は94.1%となります。前年同時期は売上高の進捗率は65.5%、経常利益の進捗率は44.0%でしたので、進捗は良好です。

 

なお、修正計画に対して利益に関しては、進捗率がすでに94.1%と高進捗になっています。この点に関しては、第4四半期に一時的な費用が発生することといった理由が特に言及されていないこと、販売数についてはすでに今期末の見込み分まで終えていることから、保守的な発表となっている可能性が高いです。(期末の引き渡し時期が微妙な案件があるので、現状は低めで見ているとかなどでしょうか。)

グローバルリンクマネージメント 業績発表

※グローバルリンクマネジメント「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.28)

 

次に以下でグローバルリンクマネジメントの仕入れ人員と字入れ状況について、示します。今年度は物件仕入れのための人員が前年度(2021年度)から約2倍に増員しており、物件巣の確保を増やす仕込みを進めています、また、仕入れ状況も順調ですでに来期の2023年12月期については、販売計画数の960戸に対して1,006戸を売買契約を完了済みです。2024年12月期についても1240戸に対して、78%に相当する965戸の仕入れを完了している状況です。

グローバルリンクマネージメント 仕入れ状況

※グローバルリンクマネジメント「2022年12月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.14)

 

まとめ

ここまで、グローバルリンクマネジメントが発表した2022年12月期第3四半期決算について、解説してきました。1棟売りの施策が当たり、物件販売価格の上振れし、利益面に関して、上方修正を行っています。しかも、その上方修正した利益に関しても、94.1%と高進捗なことからさらに上振れする可能性が高そうです。

 

来年度以降も物件の仕入れや販売契約が好調なことから、不動産販売や引き渡し遅れなどで苦労しない限り、一定の業績が見込めそうです。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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