ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【銘柄分析】イメージ・マジック(7793)-2023年4月期第2四半期決算発表後-

イメージマジック 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のイメージ・マジック(7793)が2022年12月15日の引け後に2023年4月期第2四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は1221円(12/15終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2022年12月時点のものです。

おさらい

イメージ・マジックに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

概要をざっと書くと以下です。

  • イメージ・マジックは、顧客がインターネットサイトを通じて提出したデータを印刷加工するオンデマンドプリントサービスを展開。
  • 業績は着実に伸びており、2020年4月期から2023年4月期の3年間で売上高は約2倍に拡大し、営業利益率は今年度は6.5%となる計画
  • 中長期計画によると、2025年4月期で売上高100億円、2032年4月期頃に売上高500億円を目指している
  • 2023年4月期第1四半期決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は22.8%、経常利益の進捗率は17.8%。前年同時期の進捗率と比べて、遅れている。なお、売上高の増加は前年同時期から1.4%しか増えていないが、これは前年同時期に大型案件があったことによる反動減。

 

2023年4月期第2四半期決算資料を読み解く

それでは、2022年12月15日に発表されたイメージ・マジックの2023年4月期第2四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  •  
  • 下方修正した会社予想に対して、売上高の進捗率は51.1%、経常利益の進捗率は超過。前年同時期と比べて、進捗率は悪い。
  • 連携パートナーの売り上げ減少や物価高の影響を受け、前年同時期と比べ減収減益(売上高:-2.0%:経常利益:-89.3%)。営業利益率も前年同時期の12.6%から1.4%に大きく悪化。
  • 四半期単位でみると、営業赤字

下方修正を発表

イメージマジックは2023年4月第2四半期決算の発表に併せて、下方修正を発表しました。下方修正の結果、期初計画から売上高は-11.4%の減収、経常利益は-93.2%の減益と大きく変更しました。

 

なお、今回のように状況悪化に関してのIR資料では、もう少し慎重に記載してほしいなあと思いました。よく読めばわかりますが、さらっと読む人ならば勘違いするところが多く、あれっとなりました。例えば、決算資料内には連携パートナーの売り上げ減少が低迷の理由の最初に来ていながら、下方修正の発表の資料にはそれはすでに折り込んでいると書いているのはつじつまが合っていないなあと感じます(たぶん、利益面に対してだけ想定してなかったといいたいのでしょうが、売り上げ減少と書いて売上高には影響がなかったととらえるのは難しいでしょう。)。他にも、利益面において、物価上昇要因は見込んでいたけど、Tシャツの材料代や水道代の高騰により利益面が圧迫されたのもなんか説明としておかしいです。

イメージマジック 下方修正

※イメージ・マジック「2023年4月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.16)

会社予想に対する進捗率

2023年4月期第2四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は51.1%、経常利益の進捗率は超過でした。、前年同時期は売上高の進捗率は55.3%、経常利益の進捗率は超過でしたので、下方修正してもまだ進捗は悪めです。

 

なお、連携パートナーの売り上げが減少したこと、物価高の影響、販管費の増加に伴い、前年同期から減収(売上高:ー2.0%)減益(経常利益:-89.3%)となりました。また、四半期単位でみると、営業赤字です。

イメージマジック 業績発表

※イメージ・マジック「2023年4月期 第2四半期決算説明資料」より抜粋(P.9)

 

まとめ

ここまで、イメージ・マジックが発表した2023年4月期第2四半期決算について、解説してきました。決算は誰が見てもわかるようにかなり悪い内容でしょう。しかも、昨年度に引き続き下方修正となり、しかも変動幅は大きいです。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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