ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【決算要約】コンフィデンス(7374)-2023年3月期第3四半期決算発表後-

コンフィデンス 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のコンフィデンス(7374)が2023年2月9日の引け後に2023年3月期第3四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は2010円(2/9終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2023年2月時点のものです。

おさらいと基本情報

コンフィデンスに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

前回までの記事の概要をざっと書くと以下です。

  • コンフィデンスは、ゲームなどのエンタメ業界に特化した人材派遣事業がメイン。加えて、自信が運営するWebメディアにおいて、広告事業も実施。
  • コンフィデンスの業績は着実に伸びており、2022年3月期の売上高は2019年3月期の3年間で約2.2倍に増収。加えて、ここ3年間は、営業利益率も約16%と高い水準で安定。
  • 2023年3月期第2四半期決算は、会社予想に対して、売上高の進捗率は48.9%、経常利益の進捗率は59.0%。前年同時期の進捗と比べると、良好。
  • 売上高及び営業利益は四半期ベースで最高益を記録。
  • ゲーム会社に派遣するクリエーター人材の確保は順調で、昨年度に比べて15.1%増。稼働率もほぼ100%と引き続き、高水準を維持。

業績の推移及び会社計画

コンフィデンスのこれまでの業績推移と会社計画について、以下に示します。2023年2月9日に発表された業績修正についても反映しています。

コンフィデンス 業績推移

ファンダメンタル

コンフィデンスのファンダメンタルは以下のとおりです。

  • 時価総額:92.17億円
  • PER:15.36倍(業績修正後にて計算)
  • PBR:5.10倍
  • 配当:(2022.3)40円、(2023.3(予))48円
  • 予想配当利回り:2.38%(2023.2.9に発表の増配含む)
  • 自己資本率:70.6%

※2023年2月9日終値で算出しております。

 

2023年3月期第3四半期決算資料を読み解く

それでは、2023年2月9日に発表されたコンフィデンスの2023年3月期第3四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 当初計画から上経常利益は期初計画から+7.2%増益となる上方修正を発表。
  • 期末配当を当初より3円上乗せし、期末配当は28円に。年間配当は48円。
  • 2023年3月期第3四半期の決算は、同日に発表した会社予想に対して売上高の進捗率は74.3%、経常利益の進捗率は87.4%。前年同時期と比べて、進捗は良好。
  • 営業利益も伸び、利益率が前年同時期より改善(17.4%→19.2%)。
  • 2023年3月期第3四半期(累計)は、前年同時期と比べて売上高は増収(+19.0%)で経常利益も増益(+32.8%)で着地。

業績予想及び配当予想の修正を発表

生産性向上の方策がうまくいったことから、利益に関して、当初計画から上乗せした計画を発表し、経常利益は期初計画から+7.2%増益となっています。

 

営業利益が好調だったことから、期末配当を当初より3円上乗せし、期末配当は28円とすることを発表しました。それにより、年間配当は48円です。

コンフィデンス 業績修正

※コンフィデンス「2023年2月9日 通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」より抜粋

会社予想に対する進捗率

2023年3月期第3四半期の決算は、同日に発表した会社予想に対して売上高の進捗率は74.3%、経常利益の進捗率は87.4%となり、前年同時期は売上高の進捗率は73.3%、経常利益の進捗率は75.7%でしたので、進捗は良好と言えます。

 

売上高は主力の人材派遣が堅調に推移したことから、過去最高の売上高を記録しました。また、生産性向上の方策がうまくいった結果、営業利益も伸び、利益率が前年同時期より改善(17.4%→19.2%)しています。

コンフィデンス 業績発表

※コンフィデンス「2023年3月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.10)

 

次に四半期ごとの売上高及び営業利益の推移を見ていきます。グラフを見ていただいてもわかるとおり、売上高は四半期ベースではほぼ着実に右肩上がりで増加しています。今四半期は前年同時期と比べて、売上高は14.5%、営業利益は14.1%と増加しています。なお、営業利益は4Qは少なくなる傾向があることが業績修正も小幅となった要因のようです。

コンフィデンス 四半期推移

※コンフィデンス「2023年3月期 第3四半期決算説明資料」より抜粋(P.11)

 

まとめ

ここまで、コンフィデンスが発表した2023年3月期第3四半期決算について、解説してきました。2Qの好調な決算を引き継ぎ、今期も堅調な結果となりました。そのことから、通期計画の修正及び増配を発表しています。

 

人材派遣のKPIの指標であるクリエイター配属数は堅調に増加していることから、成長は継続しているとみてもよいと思いますので、来期(2024年3月期)も期待が持てる内容だと思いました。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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