ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【決算要約】アジアクエスト(4261)-2022年12月期通期決算発表後-

アジアクエスト 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のアジアクエスト(4261)が2023年2月13日の引け後に2022年12月期通期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は2121円(2/13終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2023年2月時点のものです。

おさらいと基本情報

アジアクエストに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

前回までの記事の概要をざっと書くと以下です。

  • アジアクエストは、企業のDX支援コンサルやシステム・プロダクト開発が事業の主力。
  • 売上高は二桁成長で着実に増加し、2022年12月期の売上高は2019年12月期の約1.7倍。営業利益率は2021年12月期は二桁を超え
  • 2022年12月期第3四半期は、同日に上方修正した会社予想に対して進捗率は71.2%、経常利益の進捗率は80.7%。前年度の状況から踏まえると、進捗は期初計画通りに進んでいる。
  • 2022年12月期第3四半期は前四半期(2022年12月期第2四半期)と比べて、売上高は4.0%の増収。前年同時期(2021年2月期第3四半期)と比べると、19.3%の増収。

 

2022年12月期通期決算資料を読み解く

それでは、2023年2月13日に発表されたアジアクエストの2022年12月期の通期決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 2022年12月期の通期決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は98.1%、経常利益の進捗率は110.1%
  • 前年度から売上高は16.8%増収、経常利益は26.9%増益。営業利益率も前年度から13.1%→14.1%と改善。
  • 2023年12月期は、来期は増収増益の計画を立てており、売上高は26.5%の増益、経常利益は12.5%の増益の見込み。

会社予想に対する進捗率

2022年12月期の通期決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は98.1%、経常利益の進捗率は110.1%となり、会社計画から上振れして着地です。前年度から売上高は16.8%増収、経常利益は26.9%増益となりました。営業利益率も前年度から13.1%→14.1%と改善しています、

アジアクエスト 決算発表

※アジアクエスト「2022年12月期 通期決算説明資料」より抜粋(P.17)

 

次いで、アジアクエストの四半期ごとの売上高推移を以下に示します。2021年度は停滞気味でしたが、2022年度に入って、売上高は順調に伸びています。特に4Qの売上高の伸びは大きく、過去最高を記録しており、次の期に期待したくなる内容です。

アジアクエスト 四半期売上高推移

※アジアクエスト「2022年12月期 通期決算説明資料」より抜粋(P.19)

 

2023年12月期の業績予想

アジアクエストは、2022年12月期決算の発表とともに来期予想を公表しています。それによると、来期は増収増益の計画を立てており、売上高は26.5%の増益、経常利益は12.5%の増益の見込みです。来期は成長投資を積極的に行う予定のため、売上高の伸びに比べて、利益は抑え気味です。

アジアクエスト 業績予想

※アジアクエスト「2022年12月期 通期決算説明資料」より抜粋(P.25)

 

銘柄情報まとめ

業績の推移及び会社計画

アジアクエストのこれまでの業績推移と会社計画について、以下に示します。

アジアクエスト 業績推移

ファンダメンタル

アジアクエストのファンダメンタルは以下のとおりです。

  • 時価総額:31.15億円
  • PER:11.32倍(2023年12月期予想を基に計算)
  • PBR:2.75倍
  • 配当:(2022.12)0円、(2023.12(予))0円
  • 予想配当利回り:0%
  • 自己資本率:54.8%

※2023年2月13日終値で算出しております。

 

まとめ

ここまで、アジアクエストが発表した2022年12月期の通期決算について、解説してきました。今期の通期決算は、会社計画から上振れして着地しました。特に4Qの伸びは直近の中で比べて大きかったです。

 

また、来期計画は前年度よりも大きな伸長を予定したものとなっています。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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