ほっこり10倍株研究所(仮名)

どうしても働きたくない40代サラリーマンがニートになるべく、10倍株を当てる夢を見つつ、投資に試行錯誤する様子を記したブログです。

【決算要約】ハイブリッドテクノロジーズ(4260)-2023年9月期第1四半期決算発表後-

ハイブリッドテクノロジーズ 決算発表

この記事では、以前に私が紹介した「10倍株の銘柄候補」のハイブリッドテクノロジーズ(4260)が2023年2月14日の引け後に2023年9月期第1四半期決算を発表しましたので、私なりにほっこり解説していきます。ちなみに、決算発直前の株価は1093円(2/14終値)でした。さて、明日の株価はどうなるでしょうか。

 

なお、各所に用いた数値は2023年2月時点のものです。

おさらいと基本情報

ハイブリッドテクノロジーズに関しては、以下の記事で銘柄分析をしています。どんな銘柄なのか詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

toroupa-toushi.hatenablog.com

前回までの記事の概要をざっと書くと以下です。

  • ハイブリッドテクノロジーズは、顧客企業のソフトウェア開発を専属体制で長期支援するサービスが主力。
  • 業績は一時、停滞していたものの、2022年9月期より拡大する計画営業利益率も2022年9月期は二桁となる予定。
  • 行動支援プラットフォームの収益のキーファクターであるユーザー数はコロナの影響を受けていたが、回復基調が鮮明に。
  • 通期決算発表時に来期(2023年9月期)の業績予想を発表しており、来期は売上高は今期から34%の増収、営業利益は39%の増益を見込む。

業績の推移及び会社計画

ハイブリッドテクノロジーズのこれまでの業績推移と会社計画について、以下に示します。

ハイブリットテクノロジーズ 業績推移

ファンダメンタル

ハイブリッドテクノロジーズのファンダメンタルは以下のとおりです。

  • 時価総額:120.0億円
  • PER:35.40倍
  • PBR:5.65倍
  • 配当:(2022.9)0円、(2023.9(予))30円
  • 予想配当利回り:0.82%
  • 自己資本率:71.7%

※2023年2月14日終値で算出しております。

 

2023年9月期第1四半期決算資料を読み解く

それでは、2023年2月14日に発表されたハイブリッドテクノロジーズの2023年9月期第1四半期の決算資料について、読み解いていきましょう。

ポイント

決算資料から読み取れたポイントは以下です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

  • 2023年9月期第1四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は23.1%、営業利益の進捗率は16.5%となり、前年同時期と比べるとほぼ同じ。
  • 前年同時期に比べて、売上高が38%増収、営業利益も35%の増益

会社予想に対する進捗率

2023年9月期第1四半期の決算は、会社予想に対して売上高の進捗率は21.6%、営業利益の進捗率は16.5%となり、前年同時期は売上高の進捗率は20.8%、営業利益の進捗率は17.0%でしたので、進捗はほぼ同じです。売上高については、上流工程に食い込むことができたため、案件規模が大きくなったことから、増収につながったとのことです。利益面に関しては、ベトナムオフィス及び日本オフィスの拡張費用や人件費及び採用費の増加などがあったものの、売上収益が増えたことにより営業利益率は前年とほぼ同じ程度で着地しています。

 

なお、円高になったことにより、28百万円の為替差損を計上しております。

ハイブリッドテクノロジーズ 業績発表

※ハイブリッドテクノロジーズ「2023年9月期 第1四半期決算説明資料」より抜粋(P.5)

 

次に業績に直結している四半期ごとの有会員の推移を見ていきます。グラフを見ていただいてもわかるとおり、四半期ベースで着実に右肩上がりで増加しています。前年同時期に比べて、売上高が38%増収、営業利益も35%の増益となっています。ただし、前四半期と比べて少し低下していますが、前年同時期も同じく4Qから少し下がっていることから、この会社の特性と言えそうです。

 

これまでの傾向から下期偏重であることが読み取れるため、今回の1Qの進捗率は通常運転と言えそうです。

ハイブリッドテクノロジーズ 四半期売上高推移

※ハイブリッドテクノロジーズ「2023年9月期 第1四半期決算説明資料」より抜粋(P.6)

 

子会社買収

ハイブリッドテクノロジーズは、キャスレーコンサルティング株式会社を買収したとは発表しています。昨年度の売り上げ実績は142百万円とあることから、そこまで今期の業績への大きな影響はなさそうです。

 

なお、これにより、エンジニア出身のPM人材を確保できたことから、システム開発に関する人材を手に入れたことがメリットだと言えます。

 

まとめ

ここまで、ハイブリッドテクノロジーズが発表した2023年9月期第1四半期決算について、解説してきました。進捗率自体は前年度と同じ程度で着地しています。

 

また、今更感もありますが、セールスフォースのパートナー認定を得たことから、クラウド関係も今後も期待できそうです。

 

【注意事項】

最後に注意事項です。

 

どのような投資するかについては、あくまでご自身の責任に基いた判断のうえ、実施してください。

 

上記で記載した内容は、収集した情報や分析データに基づき、筆者個人の見解をまとめたものです。したがって、すべてが正確な情報であるとは保証できません。また、収集した情報やデータに関しても、投稿時点のものなので、すでに古い情報になっている可能性がありますので、ご注意願います。

 

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